記事作成速度

投稿者: | 2017年2月27日

記事作成の速度をアップするというのは「早く速く書く」ことではなく、「効率よく書く」ということです。キーを打つ速度をアップさせれば物理的に速くなりますがミスタイプも増えますし、記事の作成速度自体をアップさせると誤字脱字が増え、何より「裏取り」の時間が必要な場合もあります。すばやく記事作成ができても「本当ではない」のであれば、意味がありません。だからこそ、記事作成速度をアップするというのは「効率よく書く」ためのもろもろの山ほどある要素を鍛えることであり、GIGAZINEではそれらの修行的要素が日々の記事作成の中に最初から組み込まれています。

また、効率よく書くと言うことは無駄な行動や動作、さらには余計な思考がなくなるということであり、結果的に「ラク」になっていきます。同じ1本の記事を仕上げるにしても完成させたときの疲労度が違います。

つまり、記事作成速度というのは一種のベンチマークになっており、「これぐらいの内容なら目標時間はこれぐらい」という目安が分かるようになっていけば、そこから逆に「ということはより記事の質を上げるためにはこれぐらいの時間があればOK!」という見積もりを出すことすら可能になります。

自分の担当する記事のネタから考えて、完成までどれぐらい時間がかかるのかという試算、そしてその目標時間内に仕上げる、これらができるようになれば、そのジャンルやカテゴリのあるレベルにおける記事作成はクリアした、ということが自分ではっきり分かるわけです。GIGAZINE編集部では日々の積み重ねがそのまま自分の実力として実感できるのです。