広告を見たときの反応として「なんだよこの嘘・大げさ・まぎらわしいの3拍子そろったトンデモ広告は……」というケースがあるわけですが、当然ながらそのような広告が掲載されないようにするのは必須。
そのためにもGIGAZINEは同業他社よりも非常に厳しい基準を採用しており、「金だしてるんだから言うこと聞けよ」的なことをする広告主は永久に出入り禁止扱いにしたこともあるほど。もちろん掲載前には念入りにバナーやフレーズ、さらにはリンク先のランディングページなどをくまなくチェック、掲載中も読者からの反応を回収して反映させるようにしています。
なぜここまでするかというと、GIGAZINEは読者が広告をクリックしたり表示して見たりすることによって、無料で記事を読んでもらうということを可能にしているため、何よりも最優先すべきはGIGAZINE読者であるからです。
そして、どうせ同じ広告を見てもらうのであれば、普通よりも面白い広告の方が良いだろうということで、複数のバナーが空間を越えて連携するものであるとか、「なんだその動きは?」というようなものであるとか、新年あけましておめでとうバージョンであるとか、さらには同じ広告でも「おおー、これは知って良かった」みたいなものをできるだけ掲載するようにしています。
アドネットワークについてもカテゴリーを制御したり、わざわざ別カテゴリで申請してフィルターをくぐり抜けようとする悪質な広告は定期的にチェックして通報するなど、監視をしていくことで全体のクオリティを維持し、追求していくようにしています。